懺悔

2008年12月30日 (火)

水辺に住みたい。。。

私の友人に、「めばるぱぱ」 という人がいる。

新潟出身で、お仕事の都合で長く仙台に住んでいた人なのであるが、

今年の春、転勤され、故郷の新潟市に戻られたのだ。

つまり、私と同郷の人なのだが、

その彼が、ちょっと前にご自身のブログ 『柳都日記(りゅうとにっき)』 で、

新潟・万代橋(萬代橋:ばんだいばし)』 の写真をいくつかアップしていた。

ここのところ、しょっちゅうその写真を眺めては、妙に秋っぽい、

妙に懐かしく、ちょっとだけわびしい・・・、 おかしな気分に駆られていたのだ。

先日、実家の母のことなど書いたものだから、

どうやら自ら郷愁を煽ってしまったようなのである。

めばるぱぱが撮った万代橋の写真のなかでは、

この夜景の1枚が一番のお気に入り。

     

     なんて高貴な橋なんだ!

     

お国自慢というのではなくて、私の出身が仮に新潟以外であったとしても、

きっと思ったことだろう。

     

     なんて高貴な橋なんだ!

     

何しろ、あの信濃川の河口に架かる橋なのである。

まさに日本最長の河川のフィナーレを飾るにふさわしい、

堂々たる風格を持った橋ではないか。

     「気品」 を、 ・・・・・・ 感じるのである。

     

     

万代橋を歩いて渡ったことは何度もある。

何十回もあるか ・・・ というと、 そんなにはないのであるが、

ほんの数回というほど少なくもない。

高校生の頃、学校帰りにどうしても 「大きな本屋さん」 に行きたいときなど、

結構な長距離になるのだが、東新潟の万代(ばんだい)にある

紀伊國屋書店・新潟店』 まで歩いて行ったのだ。

その経路の途中に、『万代橋』 があるのである。

新潟市にある 「大きな本屋さん」 というと、まずは、

萬松堂(ばんしょうどう)』 と 『北光社(ほっこうしゃ)』 の2店だろうと思う。

ともに古町(ふるまち)に本店のある新潟市の老舗本屋さんである。

そして、私が高校生だった頃すでにあった 「大きな本屋さん」 としては、

何といっても前述の 『紀伊國屋書店・新潟店』 だ。

言わずと知れた、新宿に本店がある、あの 『紀伊國屋書店』 の新潟店である。

もちろん新潟市での歴史は、前2書店より浅いわけなのだが、

さすがに日本を代表する大型書店の支店であるだけに、

当時から品揃えは新潟市一だったのではないかと思う。

    (違ってたらゴメンなさい。。。)

私は、学校のある関屋(せきや)から出発し、

学校町(がっこうちょう)、医学町(いがくちょう)を抜け、

東中通(ひがしなかどおり)をテクテクと突き進み、

西堀(にしぼり)、古町(ふるまち)、東堀(ひがしぼり)、本町(ほんちょう)

を通り過ぎ、

そしてついに、、、

           万代橋を渡るのである。

この経路で、万代橋を渡る前までが、いわゆる 「西新潟」 であり、

渡った先に開ける街が、「東新潟」 と、地元では呼ばれている
                                ( はずなのだが・・・ )。

つまり、新潟市街は信濃川によって、「西新潟」 と 「東新潟」 の

2パーツに分けられている、というわけだ。

そして、

紀伊國屋書店・新潟店』 は、東新潟の万代(ばんだい)というところにある。

   ( ちなみに、JR新潟駅も東新潟にあるので、

    県外からお越しの方々は、まず 「東新潟」 に降り立つ、というわけ。)

     

     

昔から、「大型書店」 が好きだった。

はて、なぜだろう ・・・

私は、まったく読書家ではない)のであるが。

これまでに読んだ本というと、

「あれ」 と 「あれ」 と 「あれ」 と 「これ」   ・・・ しかない ・・・

というくらい本を読んでいない。

もっともこれは、「通読」&「熟読」 をした本に限定してのことだから、

「パラパラ読み」、「飛ばし読み」 を含めると一気に冊数は倍増 ・・・、否、

「2の累乗」倍に跳ね上がる。

つまり、

適当読みを含めてよいならば、私は大変な読書家である。。。

と言うことができるのだ。

さてさて、「適当読み」 が大好きな私が 「大型書店」 を好むのは、

まあ当然と言ってよいでしょう。

大型書店には、ジャンルを問わず、まずひととおりの本が陳列されている

からだ。

「医学」、「自然科学」、「数学」、、、

「哲学」、「心理学」、、、、、、  「スピリチュアル()」、

音楽」、「美術」、、、

その他、マンガ「雑誌」 に至るまで。。。

そして、ありがたいことに、全てのジャンルにおいて

めったに売れない本 ・・・ まで置いてあるのだ

「適当読み」 が趣味である私にとって、これほど楽しい場所はない。

軽く半日、過ごせてしまう。

      ( ・・・ と、ここまで書いて、

       「軽く半日過ごせるほど楽しい場所」 が、

       あと2つあることに気がついた。

       「楽器店」 と、「画材屋さん」 である。

       この話題は、いずれまた

     

ゆっくりと時間をかけて、興味の移り行くままに、ここで1冊、あそこで2冊。

「平台」 に、山のような 「平積み」 になっているベストセラーの傍らを、

敬意をこめて、しかし、涼しい気持ちで通り過ぎ、、、 大奥へと進む。

そして、禁断の1冊を手に取ると、

       「 さて、この1冊限りの 「棚ざし」 の価値は ・・・

と、おもむろに内容を確かめるのだ。。。

・・・・・・、 これほど楽しいことは、滅多にない。

     

というわけで、

ふと思いついて 「懺悔」 をする気になった。。。

     

 * -------------- 懺悔文 -------------------------- * **

   私はこれまでの人生で、膨大な量の立ち読みをしています。

   全国の本屋さん、著者の皆さま、、、、、、

                        ゴメンなさい m(__)m

 * ---------------------- * ** * ----------------------- *

     

ところが都合のいいことに、

すぐに 「弁明」 が思い浮かんでしまった!

     

 * -------------- 弁明 ------------------------------- *

   商品である本は、それが可能な場所ならば手を洗ってから、

   不可能でも、常に携帯しているアルコールティッシュで手をきれいに

   してから丁寧に取り扱っています( ← 本当)。

   しかも、ほとんどの場合、1冊のみならず 数冊を購入してから帰ります。

   まぁ、たまには、何にも買わずに帰ってしまったことも、、、

   まぁ、、、何度かは、、、 ありましたが、、、   ハハ。。。 (^^;)

 * ------------------------- * * * ------------------------- *

     

     

昨年、『リカちゃんとタロウくん』 の営業活動で新潟市の書店めぐりを

しようと下調べをしたときに、あの、本の殿堂ジュンク堂書店』 が

新潟市に新たに出店したことを知って、ビックリし、喜んだ。

実際に行ってみたら、本当に 「デカイ」 本屋さんで、また驚いた。

池袋本店を上回る規模ではなかろうか?! ( 気のせいでしょう。。。

行ったのが、平日の午後早い時間帯であったせいか、

ひどく空いていたのが気になり、そして、心配になってしまった。

    ( 新潟市の皆さん

     『ジュンク堂書店』 を潰してしまってはいけません

     サクラでいいから行き、まずまず盛況であることを演出してあげましょう。

     実際に行ってみれば、何かしら買いたくなるものです。。。

     あなたが手にした本は、ひょっとしたら 『金鉱脈』 かもしれませんよ

     ・・・ 別に、『ジュンク堂』 の回し者ではありませんが ・・・ (^^;)。 )

     

     

なんだか、話が 「万代橋」 から 「本屋さん」 のことにそれてしまった。

     

     

新潟は、「いいところ」 なんだ。。。

新潟県はとにかく広いから、山あり、平野あり、海あり ・・・ なのだが、

スキーだけで新潟を知っている人は、「山」のみを (それも、「雪山」のみを)

イメージしてしまうかもしれない。

平野はどこまでも平らで広く、

大袈裟だけど関東平野に匹敵すると思われるほどだ。

首都圏と違うところは、遮蔽物がないため遠くの山まで簡単に見通せてしまう

ところだろう。

   ( 笑・・・。 だからむしろ関東平野より広い印象ですね ・・・ 苦笑。 )

米どころだし、他に果実類なんかも豊富に実る。

だが、新潟市に限定すれば、、、

                私のイメージでは、 『水の都

幅の広いゆったりとした「」、そして、それに架かる大きな大きな「」。

その川は、「決して真っ青ではない、グレーの日本海」 に注ぐのである。

もう、ずい分むかし、仲のよい同級生と楽しく話をしながら万代橋を渡った。

そうだ

彼女は、川辺のマンションに住んでいたんだっけ。

2、3度遊びに行ったことがある。

窓から広い大きな川が見晴らせるなんて

とても羨ましかった。

いつかこんなことろに住めたらいいな ・・・、 と、本気で思ったものだ。

その友人は、高校生の当時から私の個性を深く理解してくれ、

今より更に、とんでもなく未熟だった私の 「創作もどき」 を、

真剣に励まし続けてくれた人である。

その親友は、今は結婚してひどく遠いところに行ってしまった。

近年お互いに忙しくなりすぎ、もうずっと話していないのだが、

きっと、元気でガンバっていることだろうと思う。

むかしから、ガンバリ屋さんだったから。。。

     

イカン、イカン、、、 「郷愁」 高じて、「メランコリー」 かもしれない。

     

     

私は今、水辺とはかけ離れたところに住んでいる。

引っ越す前は、「次に住むところは、水辺だ」 と思っていたのだが、

諸事情あって、そういうことにはならなかった。

だから カッパさんは、ことあるごとに私を責めるのである。

私が、水辺とはかけ離れたところに引っ越してしまったからである。

彼は、水のないところでは生きていけない人なのだ。

毎日、頭のお皿に 「水道水」 を注ぎ足してあげるのだが、

「ありがとう」 と言いながらも、同時に必ず 「ブツクサ」 も言う。

     ワシゃ~、水辺じゃないと生きて行けんのじゃ

というわけだ。

           そう。

水棲生物は、陸(おか)に上がっては生きていけない。

100%の能力を発揮するためには、水中で勝負しなければならないからだ

河童が陸で、陸の生き物どもにバカにされつつ生きていくのは

        ・・・・・・ 地獄の苦しみである

水中戦なら、逆に首を絞め返して、息の根を止めてやるのに!!!

     

イカン、イカン、、、

メランコリー」 どころか、これではまるで、「○○○○」 ではないか

     

     

せっかくいい感じで郷里のことを書けていたと思っていたのに、

最後は毒気にまみれてしまった。

・・・・・・ まあ、いい。

これも私の、大切な一側面だから。

負の感情」 を、大事に大事に、

後生大事な宝物として練り上げよう、と、思う。

そのうち四尺玉くらいに成長して、核爆発を起こせばいいのだ

それはきっと、ダイヤモンドの炸裂となって、

目もくらむような七万色の光の矢となって、

陸の生き物どもの心臓に突き刺さるから!!!

     

、、、イカン、、、  完全に、イカレてしまったようだ。

今日はもう、 やめにする。。。

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2008年11月 1日 (土)

懺悔と弁明 「カッパさん、開き直る (^^;)!」 の巻

                              ( 2008/11/01、土曜日 )
こんにちは、はじめまして。

渡辺千佳子と申します。

     

何を今さら ・・・

とお思いの方も多いとは思うのですが、この記事は今後、

ブログ 『カッパさんの懺悔室』 のトップページの最上を飾る記事になります。

ですので、初めてご来場される方のために、

「初対面のご挨拶」 は、しっかりしておきたい、

                       ・・・ と考えまして (^^)。

 ( というわけで、これまでトップの最上を飾っていた2007/11/01の記事は、

   時系列に従い最下層に沈没させました。)

     

さて、私が 『リカちゃんとタロウくん ~比と割合のラビリンス~』 を

上梓してから、早、一年が経過しました。

出版元のS舎は すでに無く

S舎の事業を引き継ぐこととなったB社とは 出版契約を結ばず

B社は極めて誠実な対応で、

著者である私に 『版下データ』 を無償で返還してくれ、

したがって現在 私の手元には、我が命と等価の 『版下データ』 と、

(悔しいことに)S舎クレジットであるため流通不可扱いとなった新品の

300冊を超える 『リカちゃんとタロウくん』 があり ・・・

そして ・・・・・・、 版権は ・・・・・・、 宙に浮いたまま ・・・・・・

とまあ、こういう状況なわけです。

さて、この状況は、「吉」 なのか?  それとも、「凶」 なのか?

・・・・・・、そりゃぁ~、もちろん、

     

   大吉 以外の何物でもないでしょう  (^^) !!!!!

     

ま、この一年いろいろありましたけど、

こんなわけで、私はこの上なく元気なのでありまして、

つい最近までしょげ返っていたはずの我が同志 「カッパさん」 も、

いよいよパワー復活

「ブログでしゃべらせてくれ と、うるさくせがむので、しょーがないから

ちょっとしゃべらせることにしました。

、、、どうなることやら (^^;)。。。

彼は ほぼ一年間去勢されていたわけで ・・・

本調子を取り戻しているかどうか ・・・、 ちょっと心配なのですが、

ま、皆さん、ここはひとつ、大目に見てやってください (^^;)。

では、カッパさんに ご登場願いましょう

   ( 以下、渡辺千佳子とは別人格です。。。)

     

heart     diamond     club     spade     club     diamond     heart

     

ブログをお読みの皆々さま、

お初にお目にかかりまする。。。

ワシは、名を、「カッパ」 と申しまする。

以後、お見知りおきのほど、ひとつ、よろしゅうお願い申し上げまする。。。

。。。。。。

   。。。。。 しかし、なんじゃ、

何を隠そう、ワシゃ~、こういう堅苦しい調子は、ちょいと苦手なんじゃ、、、

・・・ であるからして~、、、

「ご挨拶」 は、このくらいにして、さっそく、

ぶっとばさせてもらう」 ことにするぞ (^^)

     

さて、わが同志・渡辺千佳子が、ワシを先生役に仕立て、

リカちゃんとタロウくん ~比と割合のラビリンス~』 を世に出してから、

早、一年が経過した。

上梓直後に見つかった本文中の 「不正確な表現」 について、

お詫びと訂正を是非ともしたい、ということで、

このブログカッパさんの懺悔室が開設されることになったんじゃ。

先日、ワシらは上梓一周年を記念して、

ささやかなシュンポシオン(饗宴、酒宴)を開催した。

ま、いわば、「反省会」 じゃね。。。

そこで、一年前にした 『お詫びと訂正に、

新たに 『弁明を付け加えることが提案されたのじゃ。

「不正確な表現」 を見つけた直後の渡辺の 「落ち込みぶり」 は、

まずまず、傍から見ていて気の毒なほどじゃったので、

  ( あやつ、さっき ワシのほうが落ち込んでたような書き方しとったな ・・・、 

    ま、よろし ・・・ (^^;)、)

ワシは、相棒のポリゴンと相談して、日本のさる高名な数学の大先生に、

(くだん)の問題点について、お伺いのお手紙をしたためてみることにした。

その大先生は、たいへんお忙しい方でいらっしゃるにもかかわらず、

一週間もしないうちに、ワシらにご返信をくださったのじゃ(うれし涙

そのお手紙の中で、その大先生は、目からウロコの新解釈 を、

ワシらに授けてくださった

もちろん、

     

   「 誤りは訂正しなければならないので、

    正誤表を挟むとか、インターネットで公表するなど、

    できる範囲でなさればよいと思います 」

     

とのアドバイスをしっかり添えられた上でのことじゃが。。。

その 目からウロコの新解釈 というのが、これじゃ(

     

   「 ・・・ また、乗算記号(×)の省略についても、

    まったくの誤りでもなく、「

        「数字で書かれた、具体的な数

    と解釈すれば、正しいのではないでしょうか

    数を表す文字 a、b、x、あるいは記号π、sin x、log 5 (←「底」省略)

    などに対しては、もちろん 3x とか などと書けるのですが、

    2√3 は、記号 「√」 を含むので、π sin、log と同じ種類の

    (数を表す)記号の一種、つまり、一種の 「複合文字」

    とも考えられます。 ・・・ 」

     

この 「新解釈」 を読ませていただいたとき、ワシらは正直、脱帽した

     

    さすがは数学者

    この程度の言い訳なんか、朝飯前なんじゃな!」

    ( 、、、○○先生、、、褒め言葉です、褒め言葉 (^^;)、、、

     

・・・ というわけで、『リカちゃんとタロウくん上梓一周年記念、

○○先生の ありがたい入れ知恵( (^^;) )を参考に、

改訂版お詫びと訂正』 そして、『弁明』 を、本日ここにアップするぞ (^^)

     

* ----------------- 懺悔と弁明 ------------------------ *

お詫びと訂正 ~ ( 2√3 などの表記に関して )

     

私は、『 リカちゃんとタロウくん 』 本文( 225ページ、中段よりやや下 )で、

   『 数どうしの積で、かけ算の記号 「×」 や 「・」 が

    省略されることは、ありえない

と書きました。

ですが、これは明らかに誤りでした。

2√3 などの表記法が、『数どうしの積』 に該当することに、

執筆中、思い至りませんでした。

2√3 などの数は、中学3年生以降に出てくる数ですが、

   2√3 = 2×√3

であり、 も、 √3 も、どちらも数である以上、

2√3 は、間違いなく数どうしの積です。

つまりこれは、

   『 数どうしの積において、かけ算の記号 「×」 や 「・」 が

    明らかに省略されている例

で、しかも この表記法は、

極めて日常的・一般的に、数学で用いられているものです。

これに関しまして、読者の皆さまに、

吟味の行き届かない不正確な表現を、活字で提供してしまったということ、

ことさら、学習途上にある年少の読者の方々に対しては、

誤った先入観と迷いを与えてしまうかもしれない、ということを、

大変申し訳なく思い、深く、深く反省している次第です。

お詫びして済むような問題でないことは、百も承知なのですが、

さしあたり今私にできることは、まず謝罪し、

これをインターネット上で公開するということです。

本当に、申し訳ございませんでした!

ですが、ここでひとつ、言い訳させてください。

     

弁明 ~ ( 根号 √ を用いた平方根などを、一種の複合文字とみなす考え

     

√3 のように、根号 「√」 を用いて表された平方根などは、

数式の中で、あたかもひとつの文字であるかのごとく振る舞うのです。

たとえば、こんなかんじです。

     

   2√3 + 5√3 = (2+5)√3 = 7√3

     

これを、次式と見比べてみてください。

     

    2a + 5a  =  (2+5)a  =  7a

     

いかがでしょう。

√3 は、文字 a と まったく同じ挙動を示します。

(√3)の2乗 = 3  となったとたんに、ふつうの数に立ち戻りますが、

根号 √ がついている状態のときは、

a、b、x などと何ら変わりのない 「一種の文字」 とみなして差し支えない。。。

。。。ということが出来そうです。

ですので、

     

   『 どうしの積で、かけ算の記号 「×」 や 「・」 が

    省略されることは、ありえない 』 ( 本文 225ページ )

     

この表現での 「数」 を、「ふつうの数」 すなわち、

   「πや 対数の記号 log 、根号 などの 「記号」 を含まない ふつうの数」

に限定すれば、あながち間違いとも言い切れない。

     

   『 √3 などは、一種の複合文字なので、2×√3 のような場合、

    かけ算の記号 「×」 や 「・」 は、(他の文字同様)省略される

     

と、こんなふうに大らかに)考えることができるような気がしている

今日この頃でございます (^^;)。。。

ま、要は、

     

   『 π、log 5(←「底」省略)、√3 など、

    「記号そのものおよび記号を用いた複合文字」 で表された数は、

    「文字」 同様の (あるいは「文字」に準じた) 扱いを受ける

     

とまあ、この一文を補足させていただくことにしました

でも、あんまりほじくり返しすぎるとますます泥沼にハマりそうなので、

このへんでやめときますです、ハイ。。。m(__)m

     

* ------------ 以上、『懺悔と弁明』 でした ---------------------- *

     

さてさて、これでひとつ肩の荷が下りた。

リカちゃんとタロウくん』 は 事実上絶版となって、

ワシらの旅は 振り出しに戻った。

・・・ ま、あせることはないのじゃ。

これまでも ワシとポリゴンは、2000年以上の長い長いあいだ、

時空をさまよい続けてきたのじゃから。。。

新たな版元が見つかるまでの数年間(?)など、

瞬きひとつの短さじゃろう。。。

     

さて ・・・、と、 そろそろ行くとするか ・・・

どこへ行くかって?

今夜はゲッティンゲンで飲み会なんじゃ。。。

ゲッティンゲン大学裏手の居酒屋 『 bottle 天文台 』 で、ガウスくん

ささやかなシュンポシオ~ン(宴会)を開くことになっておる (^^)。

ガウスくん?

     ・・・ そうじゃよ、

カール・フリードリヒ・ガウスCarl Friedrich Gaussくん じゃ。

途中で ヒルベルトくん も誘ってくるように言われておる。

もちろん、ポリゴンも、マーナンダ大先生もいっしょじゃ。

今夜の面々も、超豪華じゃね!   楽しみじゃなぁ~ (^^)!

     

それじゃぁ~、皆さん、また近いうちに!

これからも、ブログカッパさんの懺悔室 を、

            ひとつ、ヨロシクたのむとするぞ~ (*^^)v

     

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2008年9月25日 (木)

体重計を買いました!

皆さま、こんにちは。

お久しぶりでございます (^^;)。

あまりに投稿が少ない ・・・ というか 「無い」 ので

「ひょっとして、くたばってる???」

と、心配してくれた友だちが電話をくれたりするのですが、

大丈夫、元気です (^^)v

元気すぎてちょっと太ってしまいました (^^;)っ!

     

某所の体重計 5月1日  →    (^^)v  kg 

同じ体重計   9月11日 →  \(~o~;)/ kg 。。。

     

3キロ強、増えていました。

「3キロ程度・・・」 と、お思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、

3キロは私にとって 「デカイ」 のです!

見た目で違いがわかります。

だから量る前から太ったことは十分わかっていたのですが、

実際数値を目にすると・・・、やっぱしガ~ンと来ますね。。。ハハ (^^;)。

     

というわけで、さっそく体重計を買いました!

よく驚かれるのですが、今まで体重計を持っていなかったのです。

昨年、引越しする3~4ヶ月前に長年使っていた体重計がぶっ壊れまして。

荷物になるから引越ししてから買おう、「どうせ何年も変わってないし・・・

と思い、、、、、、、、結局、引越し後も買わず、、、。

何年も安定していた体重が、ほんの数ヶ月で↑↑↑になってしまい、

ショックを受けて、ようやく買った・・・、というわけなのです。

     

さて、私が買った体重計は、

『オムロン体重体組成計 カラダスキャンHBF-362』

というやつ。

体重」はもちろんのこと、

体脂肪率」、「皮下脂肪率」、「内臓脂肪レベル」、「骨格筋率」、

BMI (Body Mass Index)」、「基礎代謝」、なんと「体年齢)」まで

出してくれるやつです。

昨年ぶっ壊れるまで使い続けた体重計は、昔ながらの単純な 「ばね式」 で、

当然体重しかわかりませんでしたから、これはもうエライ違いです。

今回体重計を選びに行ったとき、もう 「あんなの」 売ってなかったですね ・・・

まあ、ぶっ壊れてくれて良かったわけですが、

ばね式の良いところは、目盛りがアナログだったということです。

頭の中身がアナログな私には、性格的に合っていたのです (^^;)。

余談ですが、時計の目盛りはアナログじゃないと絶対ダメです

生死に係わります!!!

デジタルで数字を見ても実感できず、「ポケ~っ」 としたままで、

「はて、いったい今何時なの?」 と、アナログ時計を見直し、

それでようやく 「ギョエ~っ」 と慌てふためく、という始末。

私の場合、デジタル時計は 「時計」 の役目を果たさず

あくまで 「おきもの」 ということになるのですね ・・・

笑っちゃいけません

あなただってそうでしょう (^^)

そうでしょう、そうでしょう (^~^)、・・・・・・・・・・・・ え、そこまでじゃない 

あ、 そう。

     

脱線してしまいました。 話をもとに戻しましょう。

で、さっそく量ってみました。

結果はご覧のとおり 

大サービス一挙公開です (^^)

     

     体重             \(~o~;)/ kg 

     体脂肪率           w(゚o゚)w  %

     皮下脂肪率          (-゛-メ)  %

     内臓脂肪レベル        ( Д) ゚ ゚

     骨格筋率          Σ(`0´*)  %

     BMI              ( ̄Д ̄;;

     基礎代謝          (゚Д゚)ハァ?  kcal

     体年齢           (Θ_Θ)ZZzz.... 才  (余計なお世話じゃっ

以上。

     

え、伏せるな?   どこが一挙公開かって?

まぁまぁ、そんなこまかいこと気にしてちゃ~、生きていかれませんてば (^^;)。

ま、要は、私がダイエットを決意したということがお分かりいただければ

それで十分です。

でも、「ダイエット」 といっても、昔のようなムチャクチャなダイエットは

決してしません。

それも今回の偉大なる決意なのです。

若かりし頃は、ムチャクチャなダイエットを繰り返しておりました

今考えると、とんでもなく危険なダイエットです。。。

というわけで、久々に 『懺悔』 といきましょうか。

     

* ----------- 懺悔文 ------------ * ------------ * ** *

  わたくしは、10代後半から33才の4月まで、

  無茶なダイエットを繰り返しておりました。

  例えば、3キロ太ったら、その3キロを1週間以内、ときに、

  数日以内に落とすといった無謀なやり方です。

  それは、「断食に近い食生活」 を実行することで可能となりました。

  その上さらに摂取水分量まで制限し、かてて加えて、

  サウナ通いで体中の水分をしぼれるだけしぼった挙句、

  水分補給を全くせずに眠りにつく、あるいは活動に入る、

  といったありさまでした。

  体重は減りましたし、一番落としたかった皮下脂肪だって

  見た目に減ったのが分かりました。

  しかし、きっとそれ以上に、筋肉はおろか、大切な 「」 まで失い、

  骨はスカスカになっていったことでしょう。。。

  わたくしは、このような無茶苦茶なダイエットは、金輪際いたしません

  自分を痛めつけるだけの、「哀れな行為」 でした。

* ----------------- * ** *** ** * --------------------- *

     

バカなダイエットは、33才(2000年)の4月を最後にキッパリやめました。

33才の4月、あの時、私に起こったこと。

これは白状いたしましょう。。。

ある朝、鏡を見ると、そこに1人のパンダがおりました。

1人のパンダ」 とは、もちろん 「」 のことです (^^;)。

目の周りがボワ~ンとドス黒くなっていたのです

目の下だけでなく上まぶたも含め、目の周り全体にドス黒く 「クマ」が

できていたのです

地下鉄の電車の窓に映る私は、正真正銘のパンダでした。

最初はこの状態を甘くみていました。

2、3日も睡眠を十分にとれば、元どおり回復すると思っていたのです。

ところが

1週間経っても、10日経っても、2週間経っても、

相変わらずパンダのままだったのです

私は焦りはじめました。

「もう、元に戻らないのだろうか (・・;)?!!!?

苦悩の日々が続きます。

今だから話せるのですが、正直、恐怖でしたね。

結局、2、3ヵ月後に何とか回復できたのですが、

本当に本当に、あの時は 「どうしよう (・・;)」 って思った

あれ以来、無茶なダイエットをしなくなった、・・・ というより、

無謀な食べ方もしなくなり、太らないように気をつけることができるように

なったのです。

うまく体重を維持するコツをすっかり身につけたはずだったのですが、、、

あれ、、、?  どうしちゃったのかなぁ。。。(^^;)?

ま、気長に半年くらいかけて3キロ落とすことにします。

そう、「長期間かけて少しずつ落とす

これがダイエットの王道なんですね

体が、「痩せた」 ということを認識できないくらいの緩やかな変化

であるために、リバウンドがないのです。

     

長期間かけて少しずつ落とした成功例を、ひとつ。。。

ごく最近、こんな患者さんが勤務先の薬局にいらっしゃいました。

40代前半男性 ○○さんは、血圧が高く、空腹時の高血糖

認められ、体格は、背も高いのですがそれ以上に横のサイズが

超過しており、見るからに内臓脂肪を貯めこんでいそうです。

今年1月から 『血圧を下げる薬』 2種類をのみ始め、そのおかげで

血圧は、いいかんじの値に近づいていました。

しかし、血糖のほうは検査のたびに値が高くなっていき、

5月に出た結果で、空腹時血糖298 (望ましい値は 110 未満)、

血糖コントロールの重要な指標となるグリコヘモグロビンA1c HbA1c

という検査項目が 8.0 (望ましい値は 5.8 未満) と、いよいよ

血糖値を下げる薬』 をのみ始めることになりました。

その○○さんが、9月に入って来局され、お薬お渡しの窓口で

私が対応しました。

薬歴を見ると、なんと○○さん、

5月に 30日分のお薬を持っていかれて以来、

先日までずっといらっしゃっていませんでした。

しかも、処方せんを見ると、2種の 『血圧を下げる薬』 が出ているだけで

5月にのみ始めた 『血糖を下げる薬』 は出ていません。

「はて?」 と思い、訊いてみました。

     

 私  「こんにちは、○○さん。 お久しぶりですね (^^)。

     4ヶ月ぶりになりますが、他の薬局に行かれてましたか?」

 ○○ 「いえ、実は、仕事があまりにも忙しくて、

     病院にさえ行っていなかったのです・・・

 私  「あ、そうでしたか。

     じゃあ、3ヶ月くらいお薬のんでらっしゃらなかったんですね?」

 ○○ 「ええ、血圧は、すっかり元の数字に戻っちゃいました(苦笑)!」

 私  「あ、それは残念。。  (しかし、あくまでも笑顔)

     ところで、今日は、血圧を下げるお薬しか出ていないのですが、

     血糖値下げるお薬は、どうされました?

     先生、何かおっしゃってましたか?」

 ○○ 「それなんですが・・・、今日の検査で空腹時血糖210 まで

     下がっていまして(5月は 298)、ヘモグロビンの値が数日後に

     出るので、それを見てから薬のむことにするかどうか決める

     ってことになったんです」

 私  「あ、そうでしたか!  血糖値、下がりましたね!

     お食事、気をつけてらしたとか?!」

 ○○ 「いえ、あの、、、ええ、 実は 5キロ減りました(体重)」

 私  「5キロも?  (この時点で、興味津々です)

     食べる量を減らされたのですか?」

 ○○ 「いえ、やめたのはお酒だけです。

     僕は、食べるのはやめられない。。。

     量を減らすのもストレスになっちゃいます。 

     でも、お酒ならやめられると思いました。

     特に好きでもないのに、習慣的に飲んでいただけでしたから・・・

 私  「じゃあ、食べる量を減らしたわけでもなく、

     特に運動を始めたわけでもなく、、毎日飲んでいたお酒を

     やめただけで、数ヶ月に 5キロ落とした・・・ というわけなんですね。

     ・・・・・・ ○○さん、エライ

 ○○ 「ありがとうございます (^^;)。

     今、ちょっと欲が出ちゃって、もう少し(体重)落としたいと

     思ってるんです。前はムリだと思っていたけど、

     ご飯(お米)の量は、ちょっと減らせるんじゃないかな、と。

     あと、とりわけ運動っていうわけじゃないですが、

     こまめに動こうとは思ってるんです。

     さいわい、仕事が超多忙になってきてるので、

     エネルギー消費してるっていう感じがありますし。

     せっかくだから、この波に乗って・・・

 私  「わぁ、、、それはいいことです

     そのムリのない減量方法は、大賛成。 

     リバウンドしにくいと思いますよ。

     血糖値、まだまだ下がりますね、きっと。

     体重減るのにともなって、いろんなリスクも少なくなっていきます

     もんね、、、いいことずくめじゃないですか。

     ゆっくりやりましょう、ゆっくり。

     リバウンドしないように、ゆっくり (^^) 」

 ○○ 「ええ、そうですね (^^) 」

     

○○さんは、笑顔で帰っていかれました。

担当医の××先生は、○○さんが

食事療法shineや運動療法のみでやっていけるかもしれない、

詳しい検査結果を待ち、更に今後の○○さんの生活習慣の推移を見つつ、

それから薬物療法を再考しても遅くはない、、、

と、判断されたのでしょう。

○○さん、ガンバレ (^^)!!!

     

さて、教訓!

     

     「ダイエット(食事療法shineは、ゆっくりすべし

     

急激に痩せると、体が、「あ、痩せちゃった、元に戻さなくっちゃ!」

と思って、あっという間にリバウンドしちゃいます。

リバウンドさせないためには、体を騙さなくてはなりません。

どうするか・・・・・・、当然、「ゆっくりやる」 のです。

体が、「痩せた」 ということに気づかないくらいに、ゆっくりやるのです。

○○さんは、

好きな食べ物をガマンしたり、食べる量を減らしたりせず、

どうでもよいお酒だけをやめました。

最初はこれでよいのです。

これで成功して、その時まだ減量の必要があれば、

じゃあ、次にやめられるのは何か・・・ と考え、

やめられるものだけ やめていく。。。

これでいこう

私は・・・・・・

  チョコレートは、絶対にやめません catface 

  たこ焼きも、焼きそばも、やめません catface 

じゃあ、何をやめるか・・・・・・

たこ焼き と 焼きそば に、マヨネーズをかける」 のをやめます catface 。。。

     

今日の 『懺悔』、パートつー。

* -------------- 懺悔文 -------------------------- * *

 わたくしは、たこ焼き焼きそば を食べるたびに、

 マヨネーズをたっぷりかけた上、残さずペロリと平らげ、

 「なんで太るんだろう (-゛-メ)」 と、文句をたれておりました。

 あ、思い出しました

 唐揚げにも、フライにも、マヨネーズをかけておりました。。。ハハ (^^;)

* ----------------------- * * * --------------------------- *

     

     

 注shine) 食事療法の 「事」

     もともとは 「食療法」 と、「餌」 の文字を用いるのが正しかったはず

     なのですが、最近は 「食事療法」 を、専門書でもよく見かけます。

     今回私は、「食療法」 のほうをあえて選んでいます。  riceballshine

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2007年12月20日 (木)

野﨑昭弘 著 『不完全性定理 ~数学的体系のあゆみ~』

今日ついに、41才になりました!

   ( いやぁ、なかなかイイ響きの数字ですなぁ。。。 (^^;)。)

   ( そういえば、昭和41年生まれだし。)

というわけで、今日はお誕生記念スペシャルということで、

「お世話になったあの本、この本」 をお題に書くことにしました。

実はここ数日、「お世話になったあの人、この人」 にしようか、

それとも、「あの音楽、この音楽」、いや、「あの映画、この映画」?

と、何について書くか、ちょいと悩んでいたのですが、

・・・・・・・・・ 結局、本」 を選びました。

今年は、『リカちゃんとタロウくん』 が、現実の形となった記念の年。

これを書くに当たっては、本当に多くの 「本」 に、

インスピレーションを与えていただきました  ですので、

感謝の気持ちを込めまして。。。

         

とはいえ、挙げ始めたら 「アレもコレも」 と、結構キリが無い。。。

直接的に最もお世話になったのは、2007/11/24の記事で取り上げた

数学小辞典(共立出版)』 なのですが、

ワタクシ、『リカちゃんとタロウくん』 の中で、

読んでくださる皆さまにスゴ~クお伝えしたかったことがありまして、

それは何かっていうと、

(やはり、2007/11/10の記事で書いているのですが、)

   「ギリシャ数学を築き上げた人々の偉大さ」、

   「古代ギリシャ人の、学問自然科学のみならず、哲学なども含む!)

    を追究する、徹頭徹尾、厳密な態度」

これに、感謝の意を表明して、皆さまにも、ちょいと頭の片隅に

引っ掛けておいてほしいかな、、、ということなのです。

ですので、今日セレクトして、皆さまにご紹介したい本は ・・・

野﨑昭弘(のざき・あきひろ)先生数学的センス と、

不完全性定理 ~数学的体系のあゆみ~』 の2冊です。

 ( いずれも筑摩書房 「ちくま学芸文庫」 から文庫版が出ています。)

     

野﨑昭弘先生は、この2冊のご著書で、

古代ギリシャの学者たちの 「なぜ、○○○なのか?」 と根拠を問う姿勢、

「そんなの、当たり前じゃん」 で片付けてしまわずに、

×××だから、○○○なのである」 と、

どんなに自明と思われるような基本的な事柄でも、

「本当にそう(正しい)だろうか?」 と、最初は一応疑ってみて

絶対に疑いようのない前提まで一旦戻ってから、

そこから一歩一歩問題を明らかにし

最終的に○○○であると結論付けていった学問的姿勢を、

ギリシャの奇跡」 である、 と称えていらっしゃいます。

     

以下、…… 部分野﨑昭弘著 『不完全性定理(文庫版)』 より引用

  ところで最近の自然科学の書物は、10年もたてば内容が古くなり、

  30年以上も読み続けられる本はそう多くない。

  それを思うと 2000年 を超える寿命を保ち、しかも評価がますます

  高まったユークリッドの 『原論』 は、まさに空前絶後の本である。

  ただその理由としては、そのスタイルだけでなく注1内容の高さも

  強調 しなければならない。もっと前に述べるべきことだったかも

  しれないが、『原論』 は 「あたりまえのこと」 から始めて

  しだいに高度な定理に進み、幾何学では円の面積や

  円錐・球の体積についての厳密な議論 (たとえば円の面積と

  その直径の2乗の比が一定であることの証明)、

  自然数の理論では 「素数が無限に存在する」 ことの証明まで

  行われている。これはエジプト、バビロニアが何千年もの歴史を

  通じて到達しえなかった境地であり、そこまでわずか 300年 ほどで

  到達した注2ことを示すユークリッドの原論は、

  「ギリシャの奇跡」 の記念碑、まさに金字塔である。(47~48ページ)

   (注1:「スタイル」に関して野﨑先生は、これに先立って35ページで、

       以下 “引用” のように解説されてます。)

   … しかし 『原論』 は、その内容の高さもさることながら、

  そのスタイルがすばらしく、理論的体系の模範と考えられてきた。

  そのスタイルとは、ひと口でいえば

     まず前提を明らかにし、それから一歩一歩、証明を進める

  ということである。(『不完全性定理』35ページ)

   (注2:野﨑先生は、この学問的態度の始祖として、最初に

        タレス( Thales、紀元前 624? ~ 前 546? )のことからお話を

       始められ、そこからユークリッド ( エウクレイデス Eukleides、

       紀元前 330? ~ 前 275? )が現れて 『原論』 にまとめ上げるまでの

       「300年」 ということをおっしゃっています。)

     

野﨑先生は、タレスさんのお話が大好きでいらっしゃるようで、

数学的センス』 の 「第10話: 知的センス」 の中でも、

151~152ページに (149~154ページまでとすべきかも?)、

スペースを割いて解説なさってます。

それによりますと、ご著書 『π(パイ)の話』(岩波書店)の中でも、

タレスさんのことをお書きになったとのことです (^^)。

  ( 私は、『πの話』 は未読なのでありまする。。。)

     

私は、この、

   「 古代ギリシャ人の学問追究に対する姿勢に敬意を表する 」

ということに、心底同感する者であり、

これが、今日の記事で、野﨑昭弘先生のご著書について

書かせていただいた理由です。

     

もっとも、ちゃんと補足せねばなりませんが、

不完全性定理~数学的体系のあゆみ~』 でのテーマは、

何と言ってもあの

    天才数学者 クルト・ゲーデル(1906~1978) 不完全性定理

なのです

野﨑先生ご自身も、

    「 だいじなところは 第1章、第2章、第6章 であり、

     とりわけ 「第6章ゲーデル登場)」 が 「華」 である

とおっしゃってます。

     

また、世紀の大数学者 ヒルベルト(1862~1943)の 「鶴の一声」 が

キッカケとなり始まったとされる 超数学(メタ数学) 発祥の物語

第5章超数学の誕生)」 も、この本の重要な読みどころでしょう。

野﨑先生は、ヒルベルトのことを、スーパースター、ヒルベルト

時たま呼んでいらっしゃいます。

いい呼び名ですね  スーパースター、ヒルベルトくん (^^)

     

またまた、個人的には 「第3章集合論の光と陰)」 も、

しっかり読みたい章なのです。

私は、中学入学4月のはじめ、それまでの 『算数』 から

いよいよ 『数学』 に入る、というまさに 「数学導入のしょっぱな」

集合』 を教わった new math 世代)の生き残りなのです。

小学校の算数でも、集合について 「ちょびかじり」 をしていたと思います。

それに

集合論の創始者であるカントル(1845~1918)には、

何か非常に引きつけられるものがありまして。。。

いつか、カントルさんのことを記事にできたらなぁ ・・・、 無理かなぁ。。。

     

というわけで、

今日はこの、野﨑昭弘不完全性定理 ~数学的体系のあゆみ~』

数学的センス の2冊を、

数学を志す人のみならず、学問を志す人、あと、教師を志す人

ぜひともススメしたいと思います (^^)!

   ( それ以外の皆さまも、ぜひどうぞ!)

    「 エラそうに人にススメる オノレ は、理解できとんのか?

と、もし問われれば、、、、、

    「 ハハハ。。。(^^;) 」 

と、お茶を濁すしかないのでありまする

でもですね、

不完全性定理 ~数学的体系のあゆみ~』 のほうは、

確かに難攻不落以外の何物でもないのですが、

数学的センス』 なら、比較的読みやすいですよ (^^)!

    「 じゃあ、数学的センスのほうは、理解できたとでも言うのか?

と、お尋ねになりますか ・・・ ? 

そうですか ・・・、    ええとですね ・・・

    「 ハハハ。。。 (^^;) ??? 」  

とだけ、お答えしておきましょう。

世の中には知らなくてもいいことが、あるものです。 ハイ。

     

さて、最後になりましたが、このブログ始まって以来

2度目の懺悔』 を、今ここで、いたします。

     

* -------- 懺悔文 ---------------------------- ** *

私は、『リカちゃんとタロウくん』 ( 本文 235 ページ ) で、

パラドックス」 について茶化しすぎたことを書いてしまいました。

野﨑昭弘先生が、何冊ものご著書の中で、

パラドックスに関して、いろいろと啓蒙に努めていらっしゃるのに

その足を引っ張るようなマネをしてしまいました。

受けネライ」 であったことを、白状せねばなりません。。。

申し訳ございません。 どうか、お許しください (^^;)

* ------------------ * ** * ------------------------------- *

     

それでは、皆さま、今日はこのへんで。。。

え? 

ビートルズその4」 は どうしたかって?

ハイハイ、ちゃんと書きますですよ~、  ( そのうちに (^^;)。)

     

では、このへんで。。。

え?

アラビア数学2007/11/10で予告)」 は どうしたか ・・・

・・・・・・、そういえば、そんなこと言ってましたっけね。。。

  ( 2人の友人から脅迫まがいの電話をいただいております。

   誰とは申しませんが (^^;)。。。)

ハイハイ、ちゃんと勉強している最中ですからね~、

もうちょっと待ってくださいね~ (^^;)

  ( 自分で自分の首を絞めている今日この頃でございます。。。

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2007年11月 1日 (木)

さっそく『懺悔』なのであります!

             ( 最新のトップ記事はこちらです→ Click here (^^)!
はじめまして、こんにちは。

渡辺千佳子と申します。

私はこのたび、『リカちゃんとタロウくん』 という題名の本を書きました。
小学6年生から、中学1、2年生向けの算数数学導入)の読み物です。

算数が苦手な小学6年生のリカちゃんとタロウくんが、
テストで10点を取ってしまい、ガックリきて道をトボトボ歩いているところへ、
突如、先生役のカッパさんが現れて、算数修行の旅に出る、
というエキサイティングな出だしです。

さあ、興味を持ったあなた、早速読んでみましょう (^^)。

ただ今、絶賛発売中!

( と言いたいところですが、実際は、なんとか発売中 (^^;) )

                          

さて、ところで、このたび私がブログを開設した理由なのですが、

「本の発売を記念して、宣伝も兼ねて」・・・

というのでしたら、ごくごく普通の理由です。

もちろん、それもあることは確かなのですが、実を言いますと、

一番の理由は、もっと情けな~い理由なのであります。

それは、

読者の皆さまに、謝りたいことがある

というものです。

以下、懺悔文です。

                      

* --------------- ** * ------------------------- *

お詫びと訂正』 ( 2√3 などの表記に関して )

                           

私は、『 リカちゃんとタロウくん 』 本文( 225ページ、中段よりやや下 )で、

数どうしの積で、かけ算の記号 「×」 や 「・」 が

 省略されることは、ありえない

と書きました。

ですが、これは明らかに誤でした。

2√3 などの表記法が、『数どうしの積』 に該当することに、

執筆中、思い至りませんでした。

2√3 などの数は、中学3年生以降に出てくる数ですが、

  2√3  2×√3

であり、 も、 √3 も、どちらも数である以上、

2√3 は、間違いなく数どうしの積です。

つまりこれは、

数どうしの積において、かけ算の記号 「×」 や 「・」 が

 明らかに省略されている例

で、しかも この表記法は、極めて日常的・一般的に、

数学で用いられているものです。

これに関しまして、読者の皆さまに、

誤った情報を活字で提供してしまったということ、

ことさら、学習途上にある年少の読者の方々に対しては、

誤った先入観を植え付けてしまう可能性があったことを、

大変申し訳なく思い、深く、深く反省している次第です。

お詫びして済むような問題でないことは、百も承知なのですが、

さしあたり今私にできることは、まず謝罪し、

これをインターネット上で公開するということです。

本当に、申し訳ございませんでした!

    

* --------------------------------------- * ** *

                           

このように、上梓早々、アホ丸出しの私なのでありますが、

今後、このブログ 『カッパさんの懺悔室』 で、

少しずつ、罪の償いができたらいいな ・・・、と思っております。

できる限り、向学心に燃える年若き方たちのタメになる内容にしたい

と、本気で考えております。

どうぞ、よろしくお願いいたします。。。

はてさて、どうなりますことやら、乞うご期待 (^^;)っ!

     

( かような趣旨により、ブログを始めることとなったため、
 この初回の記事は、
 常にトップページの最上に表示されるように設定してあります。
 以下の記事は、
 新しいものほど上に来るような設定です (^^)。)

( この記事は、トップページの最上表示を解除し、
 時系列に従い最下層に沈没させました。
 新たにトップの最上を飾る記事は、現在作成中です (2008/10/13) (^^)。)

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