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2009年2月12日 (木)

音楽ことはじめ(後編): 『ひと目ぼれ』の曲なんて、そうザラにあるものじゃない!

前回、『音楽ことはじめ(前編)』 で、

ひと目ぼれの曲」 のことをちょっと書きました。

今日は、これについてもう少し詳しく書くことから始め、

最終的に、「音楽ファン」を 今より もっともっと増やそう

という魂胆です (^^)。

えへへ・・・、 最後まで付き合ってくださいな・・・

記事の下のほうで、「お宝動画 (*^^)v」 をひとつ、ご紹介しますので!

     

さて、

(前編)でご紹介した、スクリャービンの 『 練習曲 作品8の 第12番 』 は、

私にとって、聴いた1発目からいきなり好きになってしまった、数少ない

「ひと目ぼれ」の曲 だったのでした。

そう、「ひと目ぼれの曲」 とは・・・

・・・・・・ 「1回聴いただけで、即、好きになってしまった曲」 のこと。

そして、

    相当な音楽好きでも、「ひと目ぼれの曲は、そう多くないと思う・・・

    ・・・・・・、何を隠そう、この私がそうだ。

とも書きました。

・・・ そうなのです ・・・

「今はものすご~く好き」な曲、

「この曲なしでは、もはや生きていけないというくらい好き」な曲でも、

一番最初に聴いたときには、「一体これの、・・・ どこがいいの」 なんていう、

実にそっけない感想しか抱かなかった曲って、とても多いのです。

良さが全然わからないので、

買ってしばらくの間は、一応ガマンして何度か聴くのですが、
                (↑この「ガマンして」が、わりと重要かも )

その後、3年も、4年も、まったく聴かずにほったらかしておくわけです。

でも、せっかくお金を出して買ったのだから、手放しちゃうのも悔しい・・・

大抵そんな( せこい (^^;) )理由で、何年も お蔵入り にして寝かしておく

わけですね。

ただ、その間、頭の片隅にはちゃんと引っ掛かっています。

「あれ、ムダにしたくないよなぁ~」 なんて ・・・

      ( いやはや、実にせこい (^^;)!)

で、あるときふと、

「そろそろ聴いてみるか・・・」 と、ぅん年ぶりに掘り起こす。

      立て続けに10回くらい聴いているうちに、

      これが不思議と 「病みつき」 になる

・・・ という、、、

これまでの経験上、そのパターンが実に多かった

「大好きな曲」のほとんど(9割以上?)が、そのパターンで好きになったもの

なのです。

変な話と思うでしょ?

「そんな! ワインじゃあるまいし!」 って。

CDが(音楽が)、

   あたかもワインやチーズのように、何年かの間に熟成が進んで、

   味がまろやかになり、かぐわしい芳香を放つようになる・・・

   それを味わう者を病みつきにさせるほどの美味に生まれ変わる?!

あのですね・・・、 当然ですが・・・

・・・・・・ CDの熟成が進むのではないのです (^^;)っ!

     

     答え → 「 脳ミソのほうの熟成が進むのです

     

1回聴きますよね、ガマンして。 ( ← もちろん複数回なら なお良い。)

しかし、「良さ」が わからない。。。

で、何年もほったらかしておく。

どんな曲だったかなんて細部はおろか、「大体こんな感じ・・・」ということさえ

意識に残ってないこともある、、、

しかし、しかし、その無意識の何年かの間、

脳の内部」では しっかりと発酵が進んでいるらしいのです

で、ぅん年ぶりに聴きなおしてみたときに、今度はなぜか

良さ」が わかるようになっている

もちろん、その 「聴きなおし」 のときには、大抵は、1回きりじゃダメです。

数回~十数回、立て続けに 繰りかえし 聴くのです!

こういうパターンで、音楽を好きになれるということが体得されてくると、

熟成発酵の期間をどんどん短縮できるようになって、

最初っから、何回か繰りかえし聴いただけで、

「なんか妙に好きになってしまった」・・・ と、

やたら 「惚れやすい体質」 に生まれ変わっていて (^^;)、

・・・・・・ 我ながらビックリしたりする ・・・・・・

とまぁ、

「音楽好き」の脳ミソのカラクリとは、こんなものなのでしょう。。。 多分。

もちろん、何回聴いても 「どうにも好きになれない曲」 というのはあるもの

ですが、それはまぁ、いわゆる 「好み」、「好き嫌い」ってヤツですよね。

だから、それはそれで全くOKなわけです。

私も結構あります。

何度聴いても

  「 やっぱ、つまんない~、 退屈だぁ~~、 聴いてられない~~~ (-_-;) 」

という曲が・・・

例えば、大作曲家 ○○○○ の 『××××』 という曲で、

しかも、演奏家だって一流だったりしますが、

もうね、「・・・・・・ いいや」 って思っちゃってまして ・・・、 へへ (^^;)。

でも別に、ホントにそれでいいのです。

それこそがまさに、

「自分は、どんなものが好きか」 という個性なわけですからね。

     

で、一旦好きになってしまえば、「ひと目ぼれ」 であろうが、

「会っているうちにだんだん好きになっていった」もの であろうが、

好きな度合いにはまったく差がなくなる・・・、というか、

逆転現象が起こることさえある・・・ くらいで。

まあ、経緯なんかどうでもよくなるわけですね。

そもそも ひと目ぼれ」 なんて、そうしょっちゅうあるわけじゃないのです

極めて少ない

私の場合、スクリャービンの 「作品8-12」 の他に 「ひと目ぼれ」した曲を

列挙してみると、、、

ショパンの 『幻想即興曲』、『革命のエチュード』、『英雄ポロネーズ』、

ラフマニノフの 『ピアノ協奏曲 第2番第1楽章・・・

まだ他にもあるかもしれませんが、今ちょっと出てこないですね・・・

このように、挙げてみたものを数えてみても、これはもう完全に、

数えられるくらい少ない数」でして。。。

         ( 何しろ 「ひとケタ・・・ 唖然 (^^;)!)

じゃあ、

「ひと目ぼれ」 じゃなかったけど、「今はものすごく好き」な曲の例は・・・

これはもう、数え切れないくらい多いです。

例えば、

・・・・・・ プロコフィエフ の 『 ピアノ協奏曲 第2番』。

これは、今の私にとっては 「体が打ち震えるほど好きな曲」、

もはや 「生きていくためには無くてはならない曲」 なのです。 ・・・ が、

それほどの曲であるにもかかわらず、聴いた第1発目・・・

     「 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      ○○ちゃんは、「 たまらん」 って言ってたけど、

      これの一体、 ・・・ どこがいいのやら

      ま、1回聴いたから、もう十分。。。」

ってくらいでした。

まずまず、素っ気無いのなんのって (^^;)!

要するに、

たった1回聴いただけで、「良くないなんて早とちり」をして、

もう2度と死ぬまで聴かない、とか、

せっかく買ったCDを手放してしまうとか、、、

なんてのは、あまりにも、「 もったいない」 ことなのです。。。

     

いかがでしょう? 皆さま、

買ってはみたものの、それほどいいとも思えず、ほったらかしにしてあるCD、

ありません?

聴いてみましょうよ、もう一度

聴く耳」が育ってるかもしれませんから。。。

     

というわけで、今日は、

それほどいいとも思えない曲を好きになる練習(?)をしてみましょう (^^)!

課題曲は、プロコフィエフ の 『 ピアノ協奏曲 第2番』。

これが 「 大好き もぉ~、たまらん」 という人 は、

すでに筋金入りの音楽ファンと思っていいでしょう。

だからそういう人は、ますます好きになっていただくとして、

今日、わたくしが真にターゲットとしたい人は、

この曲を聴いて 「 ・・・・・・ (Θ_Θ)ZZzz....? ・・・・・・ 」 と感じる人。

で、

You Tube 』 から、取って置きの映像を選んで参りました (^^)

「全曲」の「通し」 ではありません。

曲は、いいところ一部分を抜粋しただけで、あとは映像がメイン

いや、実際の話、なかなかのドキュメンタリー・ムービーになってますので、

音楽がちっとも好きじゃなくても十分楽しめると思いますよ。

実はこれ、

ある若き優秀なアーティストプロモーションビデオ』 なのです。

しかし、

     「 よくもまあ、これだけ カッコよく作ったもんだなぁ・・・

      さすが 販促ビデオ・・・

・・・ と、変なところで感心してしまいました。

さて、そのアーティストとは・・・

・・・・・・ピアノ界の キムタク (^^;)!」、 こと、ユンディ さん

さっそく見ていただくことにしましょう!

     

     
     

いかがでしたでしょうか?

わたくし、意外にも、この販促ビデオが非常に気に入ってしまいまして・・・

もちろん音楽はちょびっとだけなので、その点ではストレスが溜まります。

でも別な意味で、見ていて非常~に楽しかった

引き込まれたんですよね。。。

今まで、ユンディ・リさんの演奏は まともに聴いたことがなく、

彼が 2000年のショパン・コンクールで 第1位優勝を果たした直後の
                (↑第1位がない回もあるので、あえてこの表現)

大ブーム時に、NHKのスタジオで ショパンのみのプログラムで

演奏されていたのを、テレビで見ただけでした。

   「 へぇ~、いい演奏するなぁ~!

    やっぱ、ショパコンで1位取るだけのことはあるんだな~」

と思ったことは、はっきり憶えています。

でもその時のユンディさんは、まだあまりにも若い学生さん(18才)で、

非常に優れた演奏はするけれども、

「おお!」 と 釘付けになるほどのものは、実をいうと感じなかった・・・

     ( 生で(その場で)聴いたわけじゃないので、
      本当はそんなこと言えないのかもしれませんが。)

だけど、この販促ビデオでの演奏っぷりを見て、認識変えました!

本当に実力のあるピアニストのようですね

・・・ というより、この人ひょっとして、この8~9年で 腕上げたんじゃない?!

それも、はなはだしく

・・・・・・ すっ、素晴らしい (^^;)っ

 ( あああ~~~っ、 若い人の上達の凄まじさって、スゴイ (>_<)!!!

確かに、曲目が 「ショパン」 と 「プロコの協奏曲」 とじゃ、

印象違って当たり前ではありますが、、、 でも、それにしても!

・・・・・ ユンディ・リさんの演奏は、今後真剣に聴いてみるべきだと思いました。

それと、

マエストロオザワ(小澤)!!!  いい味だしてますよね~~~ (^^)~

オーケストラのリハーサル風景も、すごく好き

みんな 「Tシャツ」みたいなの着て演奏してるからさ、、、

たまに本番も私服でやったら 一般受けすると思うんだけどな。。。 (^^)

それにしても、ドイツ・グラモフォン、、、 いいの作るよね!

いやぁ~、美味しかった (^^)。

     

さて、これで、入門編の 『音楽ことはじめ』 は、一応終わり。

次回は、、、 どうしようかな~?

                お楽しみに (^^)!

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