« カッパさん、新年早々恥ずかしげもなく 『金のなる木』 の初夢を見る・・・ の巻!(その2) | トップページ | カッパさん、新年早々恥ずかしげもなく 『金のなる木』 の初夢を見る・・・ の巻!(番外:ネタばらし編) »

2009年1月20日 (火)

カッパさん、新年早々恥ずかしげもなく 『金のなる木』 の初夢を見る・・・ の巻!(その3)

             ~ その2からの つづき 
    ( 読者の皆さまへ。 これはあくまでも 「フィクション」 です (^^;)!)

     

     

現時点で応用可能な最新鋭の科学技術を用いることのできる

 高度な研究機関 ・・・ ?!

     

     

ワシはまったくオウム返しに、目の前の麗人の言葉を復唱していた。

     

     

「 そうです。

 何しろ、このサンプルは貴重ですのでね。

 貴重なサンプルに一切傷をつけることなく、可能な限りの解析を試みたのです。

 まずはお手軽な方法ですが、各種断層画像を撮影してみました。

 X線CT (エックス線シーティー:コンピュータ断層撮影)、

 MRI (エムアールアイ:核磁気共鳴画像法)、

 超音波検査 ・・・ などです。

 これらの検査で分かったことは ・・・・・・、 驚くべきことに ・・・・・・

     

「 驚くべきことに?」

     

「 この真珠様物体の内部には、」 がまったく見当たらなかったのです

 「」 とは、先ほどご説明しましたが、

 真珠の内部に通常存在するはずの 「異物」 のことです」

     

「 なんと!

 ・・・ 真珠は、貝の体内に偶然混入した 「異物」 に、

 「真珠質」 が積層することによってできあがるんでしたな。。。」

     

「 そうです。

 もっとも、核となる異物・・・

 ご存じとは思いますが、偶然の混入物ばかりではありません。

 「Mモト」の創業者である 故・御木本幸吉(みきもと・こうきち)先生が、

 人工的に貝の体内に核を挿入することで、真円真珠の養殖に成功

 しているのです。

 今では流通している真円真珠の大半は、養殖によってできたものです(笑)。

 ところで、

 話をもとに戻しますが、

 「カッパ様の真珠)」には、核が見当たらなかった ・・・

 ところが、さらに解析を進めた結果 ・・・・・・

     

「 さらに解析を進めた結果 ・・・?」

     

モノ自体は、真珠層でできあがっていることが判明しました。

 「核」 こそ見当たらなかったものの、

 炭酸カルシウムの薄膜」 と 「タンパク質の薄膜」 が、

 内部の1点を中心として整然と層を成していたのです。

 中心となる点には、微細な粒の痕跡すら認められず、

 ・・・ あたかも 数学的」 であるかのごとくに ・・・、 です

     

数学的

 つまり、

 「大きさ」 も 「質量」 もない、単に 「位置を示すだけの ・・・

 だというわけじゃな!」

     

「 ええ、

 視覚的に決して見ることのできない、

 触覚的に決して触ることのできない、 ・・・ ただ、

 観念的に存在を感じることはできる 、 まさに、

 数学的な意味合いでの 「」、

 ででもあるかのごとくに ・・・ というわけです」

     

「 ふむ!  ワシの好みじゃ

 しかし、それにしても ・・・

 試料を まったく傷つけることなく

 その層が 「炭酸カルシウム」 と 「タンパク質」 でできていることが判った

 ・・・ と、おっしゃるのかな?!

     

「 判ったのです。  しかも!

 この真珠層を形成している炭酸カルシウムの結晶構造と、

 タンパク質の分子構造は、

 貝が生み出す真珠のそれ」 と、まったく同一のものである

 ことまで判りました」

     

「 な、なんですと?!

 炭酸カルシウムのような低分子化合物ならともかくも、

 ・・・・・・ タンパク質のような巨大分子構造解析までもが、

 試料をすりつぶすことなく可能 じゃった ・・・ と、

 そのようにおっしゃるのですかっ ?!?!?!

     

「 ええ、そうです。

 すりつぶすどころか ・・・、 薄片を削ったりさえ、していませんよ。

 ご覧のとおり、無傷です ・・・

     

     

麗人は、玉手箱の中に鎮座したヒョウタン玉を指差した。

赤紫色に光るそれは、

にわかには信じがたいほどの 「照り」 と 「輝き」 を放っていた。

     

     

「 う ぅむ 」

     

     

ワシは、額にあぶら汗が滲んでくるのがわかった。

はて

長年人間と付き合ってきたために、ワシの皮膚にはいつの間にやら

汗腺」 ができてしまったようじゃの ・・・

しかし、

まずまず、

それにしても!

この麗しき人物は、

何やら 「とてつもないこと」 を ぬかしておるじゃぁ~ないか

     

     

「 Mモトさん、

 あなた方が解析を依頼した 「さる研究機関」 とは、

 いったい、どこぞの研究機関のことじゃ?!

 この地球上で、そんな先端技術を持っているところは、

 まあ、あるとしても、

 ・・・・・・ NASAアメリカ航空宇宙局くらいなもんじゃろう

     

     

麗人は、しばらく黙っておったが、やがてゆっくりと口をひらいた。

     

     

・・・・・・・・・

     ・・・・・・・・・NASA の技術をも 超えています

     

「 な、 ・・・ なんですと?!

 では ・・・、 いったい ?!?!?!

     

トンキン・ユニヴァーシティ の 附置研究施設、

 『分子細胞生物学研究所』 です 」

     

「トンキン(東京)・ユニヴァーシティ(大学

東京(とうきょう)の本郷にある、あの 「東京大学」 のことですかな

     

違います。  トンキン・ユニヴァーシティ は、

 ・・・・・・、『時空のねじれに存在するのです ・・・

     

「 じ ・・・、 時空のねじれ !!!

 『比と割合のラビリンス注1)』 や、

 『マジカル・ショコラ・アカデミー注2)』 がある、

 あの 「時空のねじれ」 とおっしゃるのか?!

 エ、Mモトさん、あなた、いったい、

          ・・・・・・・・・ 何者じゃっ?!

 どうも、さっきから変じゃと思っておったが ・・・

 あなたが本当に銀座の 『ミ○モト』 の人間なら、

 いくら創業者といえども、外部の者を前にして、身内の人間を

 「……先生」 とは呼ばんじゃろう。

 しかも ・・・

 「毎日$∞無限大ドルを振り込む」 だなんて、

 地球のレベルをはるかに超えている話じゃっ!!!

     

「 さすがは カッパ様、

 ・・・ 鋭いご観察、 恐れ入ります。

 では改めて、ちゃんとした自己紹介をいたしましょう。

 わたくしは ・・・

 やはり 時空のねじれ」 に存在する、

 宇宙銀座四丁目Mモトの 附属宝石学研究所

 『ジェモロジカル インスティテュート オブ ウチューギンザ

  (Gemological Institute of UcyuGinzaGIUG)』 の 主任研究員、

 名を、・・・・・・ ミワ」 と、申します

     

「 う ・・・、 「宇宙銀座」 ですと?!

 うぅむ ・・・

 戸越銀座(とごしぎんざ)というのなら聞いたことがあるが ・・・ (^^;)

 しかし、

 ・・・ とすると、今、我々がいるこの Mモト』 は、

 地球の銀座四丁目にある ミ○モトではなく、

 時空のねじれ」 にある 宇宙銀座四丁目Mモト』 だ ・・・

 というわけなのですかな

     

「 お察しのとおり

 あなたがた地球人は、お気づきでないようですが、

 地球の銀座四丁目交差点の上空には、ときどきパックリと

 ワームホール」 の入り口が口を開けているのです。

 たまに ・・・・・・、 そのパックリ開いた入り口から、

 迷い人が、この 「宇宙銀座」 に迷い込んできます。

 そう、あたかも、

     ・・・・・・ 今日のカッパ様のごとくに ・・・・・・

     

「 なんと!

 まるで、バミューダトライアングルばりの超常現象じゃなっ (^^;)

 しかも、今あなたは、「あなたがた地球人」 という表現をなさった

 ということは、つまり ・・・

 あなた自身は、地球人ではない、・・・ と ???

 な ・・・

 なんだか、だんだん、話が支離滅裂になってきましたな!

 ええと、、、

     ・・・・・・ ミワさん、 でしたっけか?」

     

「 あははは(笑)、 支離滅裂

 そうですね!!!

 きっと ・・・

 これを書いている人間の頭の中身を反映しているのでしょう(苦笑)」

     

「 なるほど!!!

 今までのあなたの話の中で最も説得力のある説じゃ。。。 (^^;)。

 長年同居してきたパートナーのことだから、悪くは言いたくないのじゃが、

 あやつ最近、本気で頭のネジが外れてきておりましてな ・・・

 頭の中身が 「ムー」 だらけになっておるのかもしれん。。。

 。。。 困ったものじゃ 。。。 」

     

「 そもそも、 カッパ様、

 その 「」 を、いかにして手に入れたのです

 それを、お伺いしておりませんでしたね ・・・

     

あの 「」 は ・・・、 種を植えたら生えてきたんじゃ」

     

「 種を植えた?!

     

「 そうじゃ。

 今言った同居人の 「W」 が、

 昨年末に 「某コンビニ」 で富有柿を買ったのじゃ。

 その柿が、ビックリするほど甘くて美味しくてな

 ワシらはその種を、気まぐれで植えてみた

 そしたら、翌日には芽が出て ・・・

 まるで 『ジャックと豆の木』 みたいに、あっという間に背丈が伸び、

 ・・・ 1メートルくらいの可愛い 「モミの木」 になったんじゃ ・・・

     

「 富有柿の種を植えて ・・・、 モミの木が生えてきたんですって?

 そんな!  メチャクチャな !!!

     

「 だから言ったじゃろう ・・・

 あやつの頭はメチャクチャだって。。。 (^^;)!」

     

     

これまで顔色ひとつ変えなかったミワ氏の頬が、ほんのりピンクに紅潮し、

声のトーンもわずかに上がったようじゃった。

さすがの麗人ミワ氏も、ここに及んでついに、少しばかり度を失ったのかもしれん。

・・・・・・ が、

すぐに冷静な真顔に戻り、そして、切り出した。

     

     

「 カッパ様、

 広い宇宙の科学力は、地球のレベルをはるかに超えています。

 先ほどお伝えしたことが、もうすでに判明しているのです。

 今後は、この 「植物由来の真珠様物体」 を、

 ・・・・・・ 遺伝子レベルで解析する段階に入りたい ・・・・・・

 それが、我々の考えなのです ・・・

     

遺伝子レベル

 ははぁ、 なるほど ・・・

 それで、木ごと必要になった、というわけですな

     

「 そうです 」

     

     

そうキッパリ答えると、ミワ氏は妖艶な笑みを浮かべた。

そして、

いよいよ、本題に戻った

     

     

「 ご協力、願えますね?」

     

・・・・・・・・・・・・

     

     

再び、ワシが黙りこくってしまったので、

ミワ氏はそれを、肯定の意思表示と受け取ったようじゃ。。。

     

     

・・・ それでは カッパ様、 ここに、ご契約の ご署名を ・・・

     

     

ワシは、この性別の判然としない美しい人物に、

・・・ 幻惑されているかもしれん ・・・ と、思った。

そして、自分でも知らないうちに、

     

     

「 うむ ・・・

     

     

と、うなずいていたのじゃ。

ワシは、契約書に記された金額を見て、手が震え出すのを

抑えることができなかった。

     

・・・・・・ふぁっ・・・・・・

     

     ふぁっ?

     なんじゃ、「ふぁっ」 っというのは?

     ま、 ・・・ よかろ ・・・

     

それでもなんとか平静を装い万年筆を握り直すと、

目の前に差し出された契約書に、ゆっくりと我が名を記し始めた。

カッ ・・・

     

・・・・・・ふぁっ・・・・・・

     

     ふぁっ?

     一体なんなのじゃ、「ふぁっ」 とは!?

     まったく、、、 耳障りじゃな!

     しかし、、、

     前にも一度、聞いたことがあるような、、、?

     

ふぁっ

     

     あ ・・・ っ !

     も、 ・・・ もしや?

     この不穏な響きは ?!

     

ふぁっ

     

     ま、間違いない、、、 こ、この不穏な響きは!

     こりゃ、 イカン!

     このままでは、最悪のパターンの繰り返しじゃっ!

      ・・・、 早く 「サイン」 を書き切ってしまわんと !!!

     

ふぁっ、

 ふぁっ、

 ・・・・・・  ふぁっク、 しょ~ん、 ・・・・・・  でごんすっ

     

「 あわわわ!

 ポ、ポリゴン  やっぱし、おまえじゃったんかっ

 あ、あと、ひと文字、「」 を書き込むだけじゃったのに !!!

 ど、ど、ど、ど、 どーーーしてくれるんじゃっ !!!

 こ、この ・・・

 あ、あ、あ、あ、 ・・・・・・ アホたれがぁ~っ  (><;) !!!

     

「 アホたれとは何でごんすかっ

 いくら 2000年来の腐れ縁だからって、

 言っていいことと悪いことがあるでごんすっ

 あと一歩のところで美味しい話がダメになったのは、

 カッパくんだけじゃないでごんすよっ !!!

 私だって、チョコレートの年間食べ放題 が、

        ・・・・・・・・・ パァになってしまったでごんすっ (>_<)!

 お互い様でごんすっ !!!

     

な、、、 なんじゃとぉ~っ  (-"-メ) 」

     

W 「 まぁまぁ、ふたりとも、 どうせ夢の話なんだから、

   そんなに角突き合わせなくたって ・・・

     

おまえは黙っとれ !!!

     

W 「 だ ・・・、 黙っとれ !!!

    むむむむーっ  !!!!!

     

     ( ぎゃあぎゃあ、 わおわお

                    ・・・・・・ ェイドアウト ・・・・・・ )

     

     

今年も、賑やかな御一行さまなのでありました。

     めでたし、 めでたし  o(^-^;)o

     

     

     

~ カッパさん、新年早々恥ずかしげもなく
   『金のなる木』 の初夢を見る・・・ の巻!(全3編)
                     これにて、ようやく  m(__)m ~

 (: 本シリーズ3編は、あくまでも 「フィクション」 です。。。)

     

     

   shine  次回は、「番外ネタばらし編  乞うご期待 (*^^)v  shine

|

« カッパさん、新年早々恥ずかしげもなく 『金のなる木』 の初夢を見る・・・ の巻!(その2) | トップページ | カッパさん、新年早々恥ずかしげもなく 『金のなる木』 の初夢を見る・・・ の巻!(番外:ネタばらし編) »

リカちゃんとタロウくん」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/487791/27190130

この記事へのトラックバック一覧です: カッパさん、新年早々恥ずかしげもなく 『金のなる木』 の初夢を見る・・・ の巻!(その3):

« カッパさん、新年早々恥ずかしげもなく 『金のなる木』 の初夢を見る・・・ の巻!(その2) | トップページ | カッパさん、新年早々恥ずかしげもなく 『金のなる木』 の初夢を見る・・・ の巻!(番外:ネタばらし編) »